来年の投手陣を語る
去年のオフに牧田とシュリッターが退団した直後から勝ちパターンのブルペンに苦労すると予言しており
今年の防御率悪化は折り込み積みだった
誤算は増田と武隈が絶不調で一年間ブルペンに入れず
野田と平井に負荷が掛かり完全崩壊したのが最後まで響いた
しかしここまでの動きと現存勢力を考えると
来年の投手陣は少なくとも平年並みの3.60~3.70で落ち着くように思っている
今日、ヒースとマーティンのツインタワーが来年の契約に合意したと正式発表があった
この2人が開幕からブルペンに入れば平井と野田の役割も明確になるので今年の混乱状態が起きる事は少ないだろう
あとは新勢力の台頭になるが期待したいのは中塚と相内
2人ともストレートのアベレージ150km/hを出せて長身
落ちるボールありとリリーバーとしての必要条件を満たしている
後は新任の投手コーチがどう指導していくか
ジャイアンツを退団した豊田清であれば戦力として引き上げるかもしれない
雄星のポスティングで今年も穴が開く先発陣だが
両方ともストレートが魅力的で変化球のウイニングショットがあり
そして1番の魅力は強気にマウンド上でクソ生意気な程落ち着いた態度
黄金期の渡辺久信と工藤公康の様に意識し合いながら成長してくれるだろう
以前のブログから山川と共にスーパーエースを期待してやまない高橋光成
彼の覚醒も豊田清との二人三脚で実現できないかと思っている
ジャイアンツ時代にクイックができずフォームを崩して二軍落ちしたマシソンを指導して戦力にさせた実績
本当に招聘をして欲しいものだ
ドラフトでも即戦力型の投手指名が先発タイプになりそうだが
もう一つのプランとして考えたのは
牧田和久が復帰した場合の先発起用だ
ブルペンで重宝していたのになぜ先発か
そして被打率が毎年上がっていた左打者との対戦をどうするのかと言う点
まず牧田は来年34歳になる
アンダースローとしてピークアウトに差し掛かる上に負担のかかるブルペンでは故障のリスクが出るのではないか
ルーキーの年はシーズン途中でクローザー転向して新人王を獲ったが
シーズン終盤「肘が重くて上がらない」と言っていたのが引っかかっている
だから先発に戻したい
左打者対策だが打ち込まれた原因は二つ
1つはインコースの球種がほぼストレートであり外のシュートとの緩急差がなくなってしまったこと
2つ目は力むとインコースが引っかかってデットボールになるので意図的に避けていたから
炭谷はリスクヘッジを重視するキャッチャーなのもあってバッターからすると絞ってスイングできてしまった
しかし森友哉は自身が左バッターである為、必要以上にインコースへ要求するリード
恐らくスライダーやカーブもどんどん懐に投げ込ませようとするだろう
バッターからすると速いテンポで食い込んでくるボールは反応しにくい
だから先発に戻しても今までより被打率が下がると思っている
もともとイニングイーターとして計算できるピッチャー
だから先発に戻していければ一年間の計算も経つし
万が一期待の若手3人が数字を伸ばさなくてもフォローしてくれるだろう
ドラフトで即戦力を獲るのはもちろん大事
だけどレギュラーの年齢構成を考えると次世代の中心野手を想定するのも必要だ
明日指名希望する選手を書こうと思うが
個人的には大阪桐蔭の藤原選手を指名したい気持ちは変わらない