古のヲタクという名称はルッキズムではないのか?

アニメとラジオが大好きな40代男子の独り言

粘れと振れを考える

よく野球の試合展開でピッチャーに抑え込まれていると

こう言う意見が出てくる

「ファールで粘れ」「フォアボールを選んでつないで行け」

打てないのならせめて球数を増やしてピッチャーを疲れさせて欲しいと言う事なんだと思う

翻ってこう言う時の打撃コーチのコメントは大体こうだ

「初球から積極的に振りに行くしかない」「甘い球を一発で仕留めて貰いたい」

素人とは真逆になる

これは何故なのかなと考えた

いいピッチングをされていると言うことは個人の調子や能力もあるだろうけど

一番はバッターがタイミングを取れていないからではないか

山崎裕之氏や江川卓氏がよく口にするがタイミングを合わせる事が結果を出す第一段階

タイミングが合っていなければど真ん中でも手は出ない

合わせるために必要なのがバットを振る事なのかなと

よくファールを打ち続けるとタイミングが合ってくると言われる

それだけボールの軌道をイメージできているからで

カットバッティングもそもそもタイミングが合わなければ出来ない

そして別の角度から考えると

実は際どいボールを見送るのもタイミングが重要なんだろう

タイミングが合っていれば手元まで呼び込みやすいので振らせるボールに対処できる

山川がツーストライクまで大きなフルスイングを繰り出すくせにisodの指標が高いのは

フルスイングで相手のタイミングに合わせる事ができているからなのかなと

これは誰もができる芸当じゃない

普通はツーストライクのカウントからの打率は2割超えたら優秀なレベル

どんなバッターも追い込まれた所で自分のポイントに呼び寄せられない

ノーステップにしてタイミングを合わせやすくするなど各選手それぞれ対処していると思うけど

それだけバッターは不利だと言う事だ

だから打撃コーチはファーストストライクから打っていけと言う指示になる

闇雲に粘ると言う観点じゃなくて

どうタイミングを合わせて打席を迎えられるか

来年はその部分を注視してもらいたい

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