辻監督を語ってみる
先日のアサヒ芸能で辻監督が求心力がないという記事が書かれていた
記事の内容が西武関係者と称する人物の話をベースにしてかなり悪意のある書き方をしている
嘘泣きしてその場を取り作ったのなら仙台に移籍した浅村もポージングだったんだろうか
タブロイド紙の記事は森監督時代にもかなりのネガティヴキャンペーン張られていたから辻監督も実力を認められたのかなと
ちょうど記事が出たので私が見る辻監督を語っていきたい
言動や様々な記事から集めた感じとしては
「明るい田舎のおじさんと同居する厳しい勝負師」
試合前に冗談を言ったと思ったらいきなり浅村とおかわりを呼んで三盗のサインを打席中に出していいのかコンセンサスを得る
１年目は源田、木村、外崎を「新風トリオ」と名付け結果が出ていなくても我慢強く使い続けた
一方で炭谷は森友哉をキャッチャーとしての出場機会の為に昨年は夏場以降雄星以外とバッテリーを組む事がほぼなくなる
５億円の年俸で複数年契約を結んでいるメヒアを躊躇なくスタメンから外し
代わりに山川を４番に抜擢するとチームは一気に上昇カーブを描いて言った
求心力があるかないか別にして前任の田邊政権が落とした３年連続Ｂクラスを立て直し優勝まで押し上げたのだから監督の仕事では優秀な人物だろう
試合中のベンチワークにしても基本は攻撃の作戦を橋上コーチ、投手交代のタイミングは土肥コーチの意見を参考にしているように見えた
しかし交流戦中にブルペンが崩壊すると辻監督が投手交代のイニシアチブを取ったと思われる
松井稼頭央の記事で辻監督がこう語っていた
「実績を知っているから起用するのに気を遣った でもある試合で大量ビハインドで代走起用しようと進言された時にこんな場面で出すのかと声に出してしまった」
橋上コーチとの不仲説を醸し出すコメントだが実際シーズン終盤のベンチでは辻監督が嶋コーチとのやり取りが多くなっていたようには思う
ただ理由なしにバッサリ切ることはなく相手の意見を聞いた上で取捨選択をしているので
アサヒ芸能の記事にあるような狡猾さはあまり感じていない
新しいコーチ陣の体制になるのでベンチワークがどうなるかはわからないけども
基本は人を信用して物事を進める姿勢は変わらないと思われる
