2019年順位予想 セリーグ編
開幕まで2週間となり各チームともベストメンバーでオープン戦に臨むようになってきた
毎年恒例の順位予想を今年は2つの記事に分けて書いていきたい
この記事ではセリーグの戦力分析と順位予想をお送りする
今年のセリーグは打撃の強い5チームとピッチャーの揃っているタイガースと言う特殊な組み分けになった
直前まで順位付けに悩んだが私はこう予想する
1位 広島
2位 巨人
3位 DeNA
4位 中日
5位 阪神
6位 東京ヤクルト
広島
4連覇の鍵はこの2年ダブルスコアで圧倒している巨人と阪神戦でどれだけ貯金を作れるか
丸が抜けた穴は容易でないけど西川、野間、バティスタと主力候補がいるので攻撃力が高いのは間違いない
投手陣に目を移しても昨年最多勝の大瀬良、ジョンソン、野村、岡田、九里の他に薮田、中村裕太に怪我明けの床田と先発陣は豊富
フランスアの状態が不安ではあるがブルペンも力があるピッチャーが揃っているの隙がない
他の球団がウィークポイントが大きいので地滑り的に優勝予想になった
巨人
正直2位以下はどこが来てもおかしくないが5チームの現在地から順位付けをしている
原監督の復帰と丸の2番起用が個人的に興味があるけども
根本的な部分は由伸政権で崩壊した投手陣の立て直しがポイント
クローザー候補のクックと吉川、鋤原の勝ちパターンが機能するか不明
先発は菅野と山口俊にメルセデス、今村、田口、高橋に野上、大竹とFA組と数は揃っているがどう使ってくるか
今年の政権はトップダウン方式の指揮系統なので成績が悪くなってくると由伸時代よりも悪い成績になる可能性がある
DeNA
昨年は先発陣が総崩れし9月には最下位に転落するなど苦しんだが短期決戦モードで怒涛の追い込みを見せた
今年は今永、井納の2人が軸で回る形になれば大負けすることはないかな
上茶谷くん、飯塚くん、京山くんの3人に期待している
リーグ最少の得点数に終わった打撃陣は梶谷の復帰で桑原からの打線に厚みが出れば解消されると思われる
佐野や楠本、細川とラミレス監督が目をかけている若手が頭角を表したら上を狙える
中日
先発陣が駒不足でブルペン崩壊とピッチャーが機能していなかった昨シーズン
与田監督に変わりどういう選手を起用するかがポイント
笠原、柳の3年目が軸になるような気がしている
調子を落とした大野と田島がどう巻き返すのかも期待したい所
野手はビシエド、アルモンテ、モヤと高い能力を持つ外国人トリオに
福田とキャプテンになった高橋周平がレギュラーで固定され昨シーズンはリーグ打率2位
根尾くんの起用も含めて得点数を増やすことができれば台風の目かなと
メッセンジャー、西、才木、秋山、岩貞、ガルシアと6枚揃っているローテションに小野、藤浪、高橋遥人と控えているのはリーグ随一
ブルペンはドリス、藤川、桑原、岩崎と勝ちパターンは盤石
ただ開幕五番に福留が座るなど攻撃面の改善が進んでいないのかなと
中谷、高山、陽川、板山と主力候補はいるので大山の4番固定と同じように福留をベンチに下げるようなチーム編成にならないと上位進出は難しい
木南、近本の1、2番も正直一ヶ月持てば御の字レベルだと思っている
ここ数年の順位が乱高下しているけどもこのチームの鍵はズバリブルペン陣
勝ちパターンが固定された年は上位にあがり、逆に勝ちパターンが崩れると連鎖的に投手崩壊が起きて最下位というのが2015年以降の成績になっている
最下位に予想したのは昨年フル回転した中尾、近藤、石山の勝ちパターンの蓄積疲労が気になっているからだ
打線は川端慎吾に変わり2年目の村上くんが定着するとなればトータルバランス的にリーグでも屈指
だからこそ投手陣の整備がきちんと出来るかどうか
私が考えたのは松井裕樹の様に3年目の寺島くんをブルペンに入れて使うというのがあると活気が出そうと思うのだが
広島の独走が続いているこの3年間だが丸の移籍によりチーム力は下がっているだけに今年は上位3チームの混戦を期待している
4連覇が止まるとしたら縺れてトーナメントの様な状況になれば下位2チームに勝機があるだろう