たかが1点されど1点
131/143 通算成績 72勝58敗1分
メットライフドーム 観客数 24,460人 試合時間 3時間25分
25回戦 ソ13勝12敗
000 000 021 3
000 000 011 2
勝 千賀13勝7敗
S 森2勝3敗31S
敗 平井5勝3敗
本
グラシアル25号(ソロ 8回)
中村29号(ソロ 9回)
ヒット ソ13 西6
エラー ソ0 西0
盗塁 牧原(10)
暴投 平良(9回)
バッテリー
◯千賀(8)→S森(1)ー甲斐
十亀(7)→●平井(1/3)→小川(1/3)→平良(1.0/3)→野田(1/3)ー森
得点経過
8回H:グラシアル、レフトスタンドへホームラン
8回H:松田宣、センターへ犠牲フライ
9回H:高田、ファースト前にスクイズバント成功
9回L:中村、レフトスタンドへホームラン
去年8年ぶりに勝ち越したものの今年は開幕カードでスイープ負け
2カード1勝5敗とアレルギー再燃かと思ったが
ウィークデーローテで盛り返しなんとか1つの負け越しに留めた
一昨年までは福岡でワンサイドの惨敗を繰り返しダブルスコアの敗因になっていた
今年は11試合1点差の勝負
しかし2勝9敗と大きく負け越し、対戦成績も1度も相手に勝ち越せなかったのはホークスとの差を感じずにはいられない
今夜も惜しい1点差ゲーム
十亀は初回は金子侑司の好返球に助けてもらい
2回、3回は2死満塁まで追い詰められるも相手が力んで引っ掛けてくれた
千賀相手で2点以上先行されると苦しくなる中で7回無失点
考える中で最も最高の結果で先発の役割を果たした
7回源田がこの試合初の長打を放ち、森友哉は四球
ランナーがたまって中軸に回ったがいずれも凡退
ここでホークスに流れを渡してしまった
フォークピッチャー対策の鉄則として低めをいかに捨てられるかがポイントになるが
ボールからボールになっていた低さを空振りしてしまうのは相手を舐めすぎてはいないかと
ベンチが振る高さを決めて見逃し三振取られても構わないと割り切っていかなければ攻略はできない
8回変わった平井が3連打を浴びて2点を失った
ポイントはグラシアルに打たれたホームラン
この場面でリスクを取って攻める必要があるのか
今年の序盤でわざわざ被ホームランが多いことを指摘してリードの偏りを批判したけれども
結局1年間通して無神経で同じ打たれ方を繰り返してしまった
連打を浴びたのも均衡が崩れて相手の勢いに呑まれた部分がある
コンビネーションピッチャーなのでストレートのは配置は重要にはなるが
だからこそ外角中心に組み立てるべきだった
1点差に追い上げた9回の牧原に対して
バント失敗で2ストライクとしながら暴投で塁を進め
その後ヒットを打たれた場面も見慣れた光景
ランナーを置いた場面で後逸するシーンが多く
結果的に決勝点に繋がったのは大いに反省しなきゃいけない
スクイズを仕掛けられた事よりそのお膳立てをさせない意識をどう持っていたのか
バッテリーコーチと共に改善をして欲しい
個人的にはここ数試合バント戦術を多用していたのに森友哉に強攻は整合性が合わない
相手はグラシアルのホームラン以降積極的に盗塁で揺さぶって得点にしていた
ライオンズはいずれも長打が出てたまたま得点できただけ
あの場面であれば1死3塁に進める方がバッテリーはプレッシャーになるし
おかわりのバッティングも犠牲フライを打つ意識を高められたのではないかと
結局これだけ競り負けたのはポイントポイントで後手に回り
自分達の不利な状況でプレーしてしまう
選手もベンチも去年のCSで何を学んだのか
もし仮にポストシーズンで再戦するとなれば1点差ゲームをどうしたら有利に進められるか
きちんと策を練ってもらいたい
この結果ホークスにマジックが点灯した
負け数2つはあまりに大きく
ライオンズからすれば全勝を目指していかなければいけない立場に追い込まれた
明日からは3位に浮上したマリーンズ戦
厳しい相手だがまずは野手が松本航に勇気付ける援護をする事
ベンチも含め今夜以上に集中して勝って行きたい