タイトルホルダーは個性派揃い
今日でパ・リーグは全日程終了
タイトルホルダーも全て決まった
森友哉と首位打者争いをしていた吉田正尚は最終戦6安打以上必要だったので
最初の打席を凡退した時点で勝負は決まる
史上4人目のキャッチャーで首位打者
2人とも170センチ台の小柄な選手だが常にフルスイング
これまでは独特の低い構えで迎える森友哉は夏場の打率が悪く
今年は8月にそれぞれハイアベレージを残しタイトル争いにつなげた
柳田、秋山翔吾の88年世代から主役交代
来年は柳田がフル出場すればもっとハイレベルな争いに激化していくと思われる
この日規定投球回までの6イニング投げ見事最優秀防御率を獲得した山本由伸
ドラフト4位で入団しルーキーイヤーで初登板初勝利
2年目の昨年はセットアッパーとしてオールスターに出場
そして今年タイトルホルダーと昨年までバファローズに在籍していた西勇輝以上の成長曲線を描いている
150中盤まで出るストレートに140のカットボール
そこにフォークがあってカーブもカウント球に投げてくるのだから相手から見ると本当に当たりたくないピッチャー
来年以降の成長も脅威だがメジャー挑戦がいつになるかも気になる
最高出塁率を獲得した近藤は元々はキャッチャーとして入団
送球イップスになり現在は指名打者を中心にサードとレフトに就いている
一昨年は4割の打率をキープしていたがヘルニア発症で3ヶ月戦線離脱
元々タイトル候補だったがやっと手に届いた
同じ様に最多勝投手有原も同じ
今年はストレートのアベレージが140後半と強いボールを投げられたので
カットボールを打たせる精度が高まった
来年は開幕戦で当たるだけに要警戒である
フレッシュなタイトルホルダーの裏で深刻なのはピッチャーの規定投球回数到達者
高橋礼と山本由伸を加えてわずか6人
昨年雄星、多和田の2人が到達したライオンズは今年0
オープナーやショートスターターが登用されたと見る向きもあるが
単純に1年間投げ抜ける技量がないのかなと思っている
来年は先発ピッチャーが充実した年にして
バッターの技術を向上させてもらいたい