ドラフト指名選手を語る
ライオンズは今年のドラフトで8人指名した
キャッチャー柘植くんを獲得したことで中田祥多を戦力外通告
予想通りの展開ではあるがここで高城辺り拾わないのかなと思う今日この頃である
捕手不足だったからこそ星孝典を選手に復帰させた訳で母数が変わらなければ本末転倒だ
さて今日はドラフト指名した選手を個別の論評していく
1位指名は東芝の宮川哲投手
大卒社会人でのドラ1は十亀以来8年ぶり
根本陸夫の教えでチーム編成は5年後、10年後を念頭に考えるべきと言う風潮としては異例だ
とはいえ宮川くんは投手を本格的に始めたのが上武大学から
肩が若いと言う事と大学時代からさらに球速を伸ばし最速154Km/h
そういう意味ではプロでも伸びしろが見込めると判断したのだろう
先発、リリーフどちらでの起用になるかは実戦練習を見てからの判断であると思うが
他方の評価としてはリリーフ向きと言われているのでそちらで起用してみたいと思っている
2位の浜谷翔太投手は樟南高校から三菱日立パワーシステムズに進んだ高卒左腕
かつて三菱重工横浜時代に指名した石井貴、岩崎哲也と一軍の戦力になっていたので期待値が高い
この時の投球がストレートとスライダーのみの内容だったけれども
やはり20歳の投手なので先発候補として計算したい
松岡投手については平井が来季への不安もありサイドスローで球の強い投手を求めていた
そういう意味ではオーバーから転向したばかりで球速を149km/hに伸ばしたところは期待できる
平良海馬の様にまずはファームで体つくりとフォームの再現性を高めてからデビューをさせたい
4位指名になった川野涼汰選手は松井稼頭央のようなバネがあるプレーヤー
熊本大会決勝では右打席のみで右投手とも対戦しマルチ安打
アジャスト能力が高そうなのでまずは山田遙楓を脅かす選手になってくれたらなと思う
5位の柘植世那捕手は高橋光成と同世代で
健大高崎の中心選手として活躍
社会人に進んでもレギュラー捕手として都市対抗に連続出場するんなど実績を積んできた
彼の打撃も基本ギャップヒッターなのでより強い打球が打てるように1軍キャンプで鍛えていきたい
日大三高の井上広輝投手と徳島の上間永遠投手は
ライオンズのスカウトが好みである腕のしなりがいいタイプ
どちらも先発としてファームのローテに入る事を最初の目標にしてほしい
岸くんは明徳義塾で1年生から4番を任される選手
カタログスペックは今は声出しで引っ張る熊代の様な雰囲気はあるが
ブランクを埋められれば外崎みたいになれるかもしれない
まずは外野の一軍枠に食い込んで木村をベンチに押しのける活躍を
指名の人選は悪くない
後はどう育てて一軍に押し上げるか
色々と注意深く見守っていきたい