古のヲタクという名称はルッキズムではないのか?

アニメとラジオが大好きな40代男子の独り言

プロスペクトを選んでみる

プロスペクトとは将来を嘱望された若い選手を指す

こう言う選手が一定数いないとチームの世代交代は遅れ低迷期を迎える

メジャーならウェーバードラフトで最上位の新人を指名できるのだが

NPBは1位のみクジになるのでより深みにハマる危険性もある

だからこそドラフト戦略はより重要で

よくライオンズファンがネットで投手オンリーの指名せよと書いてある書き込みがあるけど

馬鹿げているし実際に指名した結果、野手の台頭がなかった過去がある

現在の投手と野手の年齢を比較すると近年のドラフトで20代前半の投手は多いが

野手は母数自体が少ない

こういう所を来年是正して将来のグランドデザインを作っていく事も重要だ

さてかなり前置きが長くなったが今後のチーム戦略を練るために

この記事では私見で投手と野手それぞれ5人ずつピックアップしたい

ブロガーさんによってプロスペクトのローカルルールがあるけども

私の目安は今年3年目までの選手と言う事と

一軍の通算成績を投手は50イニングまで、野手は50打席までにして考えてみた

あくまでも独断が入っているので読者の方もそれぞれピックアップしてもらればいい

ではまずピッチャーから発表する

1位 渡邉勇太朗 1軍登板なし ファーム2試合 0勝0敗 13.50

昨年のドラフト2位で190センチを超える長身の右投手

今年はキャンプの時点でアクシデントがあったようで9月まで全く出番がなし

公式戦2試合とフェニックスリーグで先発登板を果たしている

投球内容を見ると低めにいいボールが来るとバッターが手を出せないが

精度が低く、ランナーを置くと全体的にボールが高い

今井達也同様夏の甲子園で化けた上がり馬なのでまずは来年開幕からファームのローテに入ってくれれば

2位 中塚駿太 1軍登板なし ファーム 34試合 0勝3敗 2.45

大学4年生でブレークして指名された隠し球

ファームで一定の成績は残しているものの一軍ではポテンシャルが発揮出来ない

ストレートが指にかかる再現率が低く三振が取れていないので

まずはファームで奪三振率10を目指して練習してもらいたい

3位 平良海馬 1軍 26試合 2勝1敗1S6H 3.86  ファーム 7試合1勝0敗1.13

実績を見ればぶっちぎりの1位なんだけれども

私の見方はすでにプロスペクトではなく1軍の戦力として来期以降考えている

ルーキーから150Km/hのストレートを投げ込んだポテンシャル

雄星との自主トレで体力も伸び今年は一軍デビューからプロ初勝利初セーブをマークした

初めてブルペンでチームに帯同したので蓄積疲労が心配ではあるが

来年はもう一つボールの強度を上げてセットアッパーとして立場を確立してほしい

4位 與座海人 1軍登板なし ファーム 2試合0勝1敗5.06

ルーキーの昨年右ひじを痛めてトミージョン手術

今年は育成選手として大半をリハビリに過ごした

シーズン最終盤で先発すると渡邉同様フェニックスリーグでも登板

アンダーハンドからの力強いストレートは登板ごとに精度を増している

同期の高橋礼が今年二桁勝利とジャンプアップしているので

バリバリ意識して来年は一軍のローテに割って入る様な勢いを見せてほしい

5位 伊藤翔 1軍6試合0勝0敗6.00 ファーム 13試合3勝7敗3.78

高校から独立リーグ徳島を経て一昨年3位指名された選手

去年は一軍で2勝し飛躍の年と期待していたが

キャンプで右肩を痛めた影響で精彩を欠いた一年に終わってしまった

どちらかと言えばボールのキレとコントロールの良さが売りのタイプなので

同じ徳島から高卒1年目指名の上間投手からシンカーを習得してほしいなと思っている

続いて野手

1位 山野辺翔 1軍 打率.071 本塁打0 打点0 ファーム 打率.271 本塁打13本 打点35

昨年のドラ3野手としてキャンプ・オープン戦と一軍で帯同していたが

結果が出ず開幕直前で二軍落ち

5月に一軍に昇格しプロ初ヒットをマークしたが

おかわりの代役でサードスタメンした試合で決勝点になるタイムリーエラーを犯しファームへ

そのままシーズンを終えることになった

一時はアルトゥーベの様な低いクラウチングスタイルでスイングしていたが

社会人時代の構えに戻してから成績は向上してきている

来年は一軍で200打席立てるくらいの存在感を見せてもらいたい

2位 鈴木将平 1軍 打率.154 本塁打0 打点0 ファーム 打率.305 本塁打2 打点21

U18の代表にも選ばれた高卒3年目の外野手

秋山翔吾からも一目置かれる能力の高さは昨年ファーム盗塁王

今年は一軍デビューで涌井からプロ初安打初打点とステップアップを果たしている

秋山の抜けたセンターでレギュラー取り狙える選手の一人だが

全体的に体が細いのでどう体感鍛えて一軍に残れるようにするか

個人的には栗山の様なタイプになって欲しいと思っている

3位 西川愛也 1軍 出場なし ファーム 打率.243 本塁打3 打点25

花咲徳栄全国制覇の3番打者として活躍しライオンズでは久しぶりの2位指名

同世代の清宮、安田と比較しても負けないスイングスピードが魅力

今年はファームの1番打者として稼頭央監督に起用されていたが伸び悩み

夏場以降は怪我もあって欠場する試合もあった

同様の例で言うと浅村栄斗もファームのレギュラーだったルーキーイヤーは打率一割台だったが

2年目に一軍デビューを果たしそのまま主力へと駆け上がっているので

持っているポテンシャルを考えると一気に一軍に入ってきてもおかしくはない

4位 高木渉 1軍 打率.000 本塁打0 打点0 ファーム 打率.256 本塁打13 打点36

育成選手として入団したがルーキーイヤーながらファームで好成績を残し

支配下登録された高卒2年目の外野手

柔らかいバッティングが持ち味で打っている姿は秋山に似ている

今年は交流戦で一軍昇格しデビューを果たした

まだプロのスピードに合わせ切れていない所もあるが経験値を積んでいれば

2、3年後はレギュラーを掴んでいる事だろう

5位 牧野翔矢 一軍 出場なし ファーム 打率.163 本塁打0 打点8

石川の遊学館高校からドラフト5位で指名されたキャッチャー

ルーキーイヤーの今年は夏場から起用され始めてスタメンマスクを被っていた

二塁送球がトップレベルの評判通りスローイングの速さと小ささはセールスポイント

来年は斎藤誠人、5位指名の柘植君とのファームの正捕手争いに勝ち

一軍への足掛かりをつかんでもらいたい

以上が私が考えたプロスペクトだ

改めて振り返ると投手はすんなり収まったが

野手は指名人数が少ないので5人何とか名前が出せたと思うほど層が薄い

来年のドラフトは野手の上位指名を中心に考えるべき

内野陣がピークを迎えているからこそ喫緊の課題である

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