NPB版ルール5ドラフトを考える
今年、選手会の炭谷会長から発議された「現役ドラフト」
出場機会がないと現役選手を改めてドラフトにかけると言うもの
MLB以外にもKBOが実施しており
来年度からの実施を目指していたが球団側から待ったがかかり頓挫した
色々と制度上の整備が難しく
従来のドラフト会議と差異を出すのは難しい
私の中でこのルール5をFAの人的補償にスピンオフしてみようと思ったが
複数選手が取れると言うのはおそらく球団側から認めないので
今度はルール5ドラフトのルールを私なりに考えてみたい
まず指名対象の条件は2年目から5年目までのNPB所属している全選手
しかし指名手続きできるのは2年目、3年目は一軍通算50回、50打席未満でドラフト3位以下から
4年目、5年目は100打席、100回未満で指名順は解除する
指名手続きは通常ドラフトの様に志望届をNPBに選手側から申請する方式にしたいが
球団を通してがいいか直接NPBに選手側から提出するか考えている
指名はウェイバーで移籍した選手は支配下登録での契約
指名漏れした選手は以前の契約で所属するか自由契約を選択できる形にしたい
これなら所謂ドラフト1位、2位のプロスペクトを放出する可能性は低くなるし
通常ドラフトと違って申請する選手を守っていく形でやる方が闊達に活動できるかなと
ただ手続きや指名の会場を抑える手間がかかるし
育成契約の骨抜きになる部分もあるので合意できるかと言われれば難しいと思う
選手会と球団側の思惑が一致しやすいのはエクスパンションになる様な気がしてならない