古のヲタクという名称はルッキズムではないのか?

アニメとラジオが大好きな40代男子の独り言

黄金期からのファンだから思う

私がライオンズを応援したのは清原和博が入団したから

それまでプロ野球には興味がなく祖父の付き合いで高校野球を見ていた

丁度KKコンビで席巻したPL学園に憧れ

豪快なホームランを打つ背番号3に心を揺さぶられた

初めは西武ライオンズの名前もわからなかったが地元埼玉のチームであること

そして清原がいたのがきっかけでライオンズナイターを聞き始めた

もう34年前の話

森祇晶監督のもとでリーグ優勝8回、日本一6回

はっきり言うがこの頃の心理は日本一の結果が決まっているものと思っていて

どう勝つかに興味があった

ブライアントの4連発でリーグ連覇が途絶えた時は

放心状態と初めての敗北に枕を濡らすほど悔し涙を流した

森監督が辞任し東尾監督時代は主力が続々退団した事もあり

2年連続優勝を逃がし3位

1996年は開幕から最下位を独走しオールスターまで成績が上がらなかった

その年のオフ清原がFAでジャイアンツへ移籍

この時は流石に「これでしばらく優勝は出来ないだろうな」と思っていた

しかし下馬評を覆し、東尾監督が抜擢した選手が躍動

リーグ連覇していたオリックスとのマッチレースを制しリーグ優勝を果たす

私にとってのターニングポイント

最後まで諦めずに戦うことが大事と言う姿勢を学ばせてもらった

その後、2008年から10年優勝から遠ざかっていたが

1997年の優勝した経験があったから毎年「優勝する」と言い続けた

そして去年10年ぶりのリーグ優勝

久しぶりに勝った感覚は負けて決定と言うのもあって狐につままれたようだった

今年は夏場から追い上げて21年ぶりの連覇

黄金期で勝つ続ける難しさを知っているからこそ評価ができる

よくファンの間で「連覇できたのはマリーンズがホークスに大きく勝ち越したから」と書く人もいるが

個人的にこういう発想が大嫌いだ

8月19日にホークスとのゲーム差は6だったのだが

以降のマリーンズとの対戦成績で詰められたのは3ゲーム

他球団との成績で4ゲーム差を付けたのだけどそれでもマリーンズのアシストなのだろうか

シーズン通してみれば8ゲーム差があるのでこんな意見も出たのだろうが

当時、再三試合中に「絆判定」と言われた2013年のイーグルスも日本一の結果に変わりない

ケチをつけるくらいならライオンズファンと名乗らないでほしい

まあホークスファンが言うのならわかるのだけども

勝ち出すとお約束で出てくる質問

「黄金期のチームと今のチームどちらが強いか」

時代が違うから同じ土俵に上げる事が難しい

昨日の記事にも書いた通り当時はタブーだったことが今は正論になる訳だから

敢えて結果を出せと言うのなら3連戦の勝負で戦った場合

先発投手の駒がある黄金期の圧勝だろう

一発勝負でと言うならやってみないとわからないとしか言いようがない

その試合で実力以上の選手が出てくることもあるし

そもそも私は「黄金期の方が良かった」と回顧するのが嫌いだ

今、在籍している選手でどう戦って強くなるかを考える方が楽しい

勿論黄金期からのファンで昔と比較する人も多い

以前の記事で山川に清原には近づけていないと書いたこともあるので気持ちはわからないではないが

あの時代を知るからこそ今のライオンズに求めるものは高い

秋山翔吾がメジャー移籍する来年は打線の部分でも苦心する場面は多くなる

だからこそ優勝したい

今年浅村、雄星、炭谷が抜けても勝ち切れたのは実力がついてきたと言う事

もっともっと上を目指せ

そして来年こそ日本一のチャンピオンフラッグを掴むのだ

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