公平中立というのはあくまで建て前
先日の涌井トレードを事前にリークしていたユーチューブ里崎チャンネル
その中で里崎智也氏がイーグルスの補強戦略を肯定した事であるライオンズファンの方が自らのブログで非難をされていた
この経緯を見てしみじみと考えて見たことがある
「公平中立ってどういう基準なんだろう」
NHKは国営放送なのだから公平中立の立場を取らなければいけない
でも会社として最大のスポンサーが国である以上与党側の不利な話は極力回避するのも組織論としては納得できてしまう
里崎氏はマリーンズのアドバイザーとして球団に関わっているので情報をリークするのも立場を持っての発言だし
イーグルスについての賛辞は彼が解説者として仕事しているのがフジサンケイグループな訳だから
ライオンズ側で非難するわけが無いし当然仕事をもらっている方に着くのは処世術として誰しもが選ぶのでは無いかと
私のブログはライオンズファンとしての視点で書いている
他球団を記事に取り扱い時は出来るだけライオンズファンの主観を出来るだけ入れないようにしているが
推敲するとやっぱりライオンズ目線の書き方だなと思う
結局何かを発信する時にフラットな目線を保つには俯瞰した視点を意識しないと難しい
そう考えると永世中立国を続けているスイスはどういう目線で世界を見ているのかなと思ってしまった
先日の記事で多面的に捉えていくことを意識したいと書いたけれど
ライオンズファンにとってはタンパリング紛いの引き抜きと見えても
イーグルスのファンから見ればルール上に違法性がないので正当な補強をして何が悪いとなる
出来れば双方を加味して書いていくのが本来は大人な意見なのかもしれない
野球の問題から外れても主観的な記事はいくらでもある
問題は全面肯定するのでも全面否定するのではなく
この意見の根拠を捉えて自分の主観との比較検討出来るかどうか
学生時代に「21世紀は情報洪水になる」と当時の教師に教えられた
実際にはそういう現実が目の前に起こっている
どう取捨選択して判断するか
本質を見極められるよう自ら戒めていきたい