古のヲタクという名称はルッキズムではないのか?

アニメとラジオが大好きな40代男子の独り言

ライオンズはなぜ連覇できたか 第3部

第三部の今日はライオンズ視点ではなくて他球団が優勝できなかった方にフォーカスしたい

ホークスの優勝逃がした大半は「怪我人が多すぎた」で結論付ける評論家が多い

しかし私が敗因に挙げるのは工藤監督が主力の復帰を急かして戻したことじゃないかと考える

少なくとも主力を欠いた状態でも首位を走っていたし

ライオンズが迫っていたとはいえ8月終了時点では1.5ゲーム差を付けていた

今年はビジターのマリーンズ戦で4月と8月にスイープ負けした事がポイントではあるのだけど

俯瞰してみると万全じゃないのにベストメンバーを揃えたのがチームのペースを乱したのかなと

裏を返せばポストシーズン10連勝できたのもぶっつけ本番ではなく

ゲーム勘をすべての選手が持った状態で臨めたからとも言えるのだが

イーグルスとマリーンズは共にバファローズとの対戦成績が優勝できたなかった要因だろう

ライオンズに勝ち越し、ホークスともほぼ五分だったイーグルスバファローズ戦12勝12敗1分

ホークスに17勝8敗と圧倒したマリーンズはバファローズに9勝15敗1分けと貯金を吐き出してしまう

ローテーションとして山本由伸、山岡との対戦が多かったのもあるだろうが

バファローズ得意のロースコアに持ち込まれて競り負けている印象が強い

優勝を狙うには対戦成績でムラを少なくすることと下位チームからどれだけ貯金を獲れるか

両チームで活発な選手交換をしたが結局コップの中を入れ替えた程度にしかなっていない思う

だから来年も普通に戦えば組し易いと考えているのだが

ファイターズとバファローズは単純に怪我人の影響をモロに受けた

ファイターズは先発投手の上沢とニック・マルティネス、バファローズはロメロである

7月までホークスと競り合っていたが対戦していて私はこう思っていた

「オープナーの試合で凌いでいるけれどピッチャーがばてる8月はこの起用法じゃ持たない」

その通り8月に20敗を喫しているのだが対戦していて予兆を感じていたので

特段驚きはしなかった

どうしてもバランスが崩れると立て直せないのは去年もそうだったので

来年はどう踏みとどめさせられるかが課題だろう

吉田正尚、ロメロ、モヤでクリーンナップを組んだ交流戦や8月は勝ち越したバファローズ

しかしロメロが怪我で抜けると得点力が下がり連敗していく

増井の不調、黒木の不在でブルペンが揃わず、なかなかディクソンまで回らない

投打とも今年は波に乗り切れなかった

能力は高い選手はいるけれどプレーを見ていてもがめついくらいの負けず嫌いなところもなく

盗塁数多くても2塁からヒットが出ているのに3塁ストップと言うシーンが多いので

戦力含めて点を取れない状況を作っていると思う

来年アダム・ジョーンズがプレーでどう引っ張っていくか

その姿勢ひとつでチームも変わるとは思うのだが

他球団との相対比較をすると怪我人で長期離脱する選手がいなかった

対戦成績でBクラス3チームから20の貯金を作れたこと

チームとしてしっかりと戦えたのだなと思う

来年3連覇を狙うにはこの記事で書いた事を前提として

選手個々がどれだけレベルアップしてシーズンを戦えるか

しっかりと注視して伝えていきたい

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