打線は組み合わせ1つで別人になる
昨年末にユーチューブ高木豊チャンネルに出演した際に辻監督はこう表現した
浅村が抜けた昨年は金子侑司を1番に据えて秋山を3番に配置
2017年の交流戦でも並べたオーダーだったのでスライドしたのだが
金子侑司がスランプに入った四月中盤から機能しなくなり
5月から秋山を一番に戻した経緯がある
そして今年のオーダーについて辻監督は金子侑司を1番センターで起用すると語っていた
私の私見ではこの構想は早晩破綻すると見ている
どうして金子侑司を一番に置かないかと言う理由はいくつかあって
先ず出塁率がこの2年3割3分に留まっていること
短期間で爆発的な打率を叩き出す一方でスランプに入ると長い
そして体力が落ちているとスイングまで鈍くなってしまうの3点
特に残念に思うのは長打率がこの2年3割を切っている点
元々源田のように高めのストレートにツボがあり
振り切って外野の間を抜ける打球がセールスポイントだったのに
走り打ちをし出してからスイングが弱くなっている
だからツボだった高めのストレートに力負けしてポップフライを上げる打席も増えた
1番に固定するなら盗塁数減らしてもウエイトを重くして体幹を強くする事
そして当て逃げではなく本来の振り抜くスイングに戻す
強い打球が増えれば1番打者としての数字もある程度残せるかと思う
私が考えている打順は
1番 セカンド 外崎
2番 ショート 源田
3番 キャッチャー 森
4番 ファースト 山川
5番 DH 栗山
6番 サード 中村
7番 レフト スパンジェンバーグ
8番 ライト 木村(鈴木)
9番 センター 金子侑
5番に山川とおかわりを並べるのはメリットもあるがデメリットもある
打順的にポイントゲッターに2人を置きたいと考えると5番に栗山という選択肢かなと
スパンジェンバーグが状態良く任せられるのなら5番に入ってもらうとメヒアをスタメンで使うときの打線に困らないのだが
個人的には木村のスタメンを減らして鈴木や愛斗にチャンスを回したい
鈴木将平を入れた場合はセンターに入れて金子侑司をライトに回した方が機能するかなと
正直栗山を代打要員に置けるくらいの選手層にならないといけないのだけど
いかんせん投手偏重ドラフトばかりしたので試したい選手すら名前が出せない
山野辺が外崎のような成功曲線を描けるかというと2割でも我慢し続ける覚悟と余裕が試されるので難しい
2017年は浅村、秋山の存在があったから2割打者並べる事が出来たけど今年は我慢をすればするほど閉塞状態に陥る
だから少なくとも若手から1人飛び抜けた成績を出してもらわないと700得点のノルマも厳しい