古のヲタクという名称はルッキズムではないのか?

アニメとラジオが大好きな40代男子の独り言

若手女性声優を語る

春の七草を食べる日だと言うのに粋なネタが書けない四十路の男

去年から温めていたのだが最近の女性声優が非常に面白いと思ったので記事にしたいと思う

実はこの業界も野球界と同じく◯◯世代というくくりに分けられる事ができる

因みに私の同世代は堀江由衣田村ゆかり生天目仁美浅野真澄と2000年代のアニメシーンのど真ん中

くぎゅこと釘宮理恵も去年40歳になった

ここ5年程は1990年前半世代が主役級を務めている

今年のプリキュアでメインヒロインを演じる悠木碧、現在放送中のプリキュアに出演している上坂すみれ魔法使いプリキュア早見沙織プリンセスプリキュアに出演していた東山奈央

今でも主要キャストに入っているけどもこの2年くらいでまた新しい世代が出てきた

トップランナーとして挙げるのは花守ゆみり

現在22歳の彼女は一昨年放送された「ゆるキャン△」の各務原なでしこ役でブレーク

転生したらスライムだった件」のシズ役やNHKで放送されている「ラティアン」のセト役など既に売れっ子声優さんと同じく毎クール複数作品でキャストされている

今期も「ランウェイで笑って」で主役を務めていてあと3年はど真ん中にいる方と思う

次は本渡楓、今年25歳でアイムエンタープライズ所属

業界最大手の青二プロダクションに次ぐ事務所なので同期もたくさんいる中、「刀使の巫女」「ゾンビランドサガ」で主役を務め

今期は「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います」のメインヒロインになっている

この人はブレークする前から文化放送のA&G番組(ネット配信)のパーソナリティとして出演されていたのでヲタ界隈での知名度は高かったかなと

昨年から地上波のラジオ番組も担当しているのでますます起用されるだろう

3人目は富田美憂、ミュージシャンの大手事務所として名高いアミューズ所属で11月に20歳になったばかり

最初に声を聞いたのは2017年に放送された「ガヴリールドロップアウト」のガヴリール役

この作品は4人の女の子が登場するのだが他のキャストが花澤香菜大西沙織大空直美と何も主役を張れるメンツ

その中でメインヒロインを務めた女子高生と言うことで驚いた

その後「となりの吸血鬼さん」で名前を覚えて昨年は「ぼくたちは勉強ができない」や「放課後さいころ倶楽部」に出演

今期は「異世界レヴュアーズ」で主演を務めている

この世代はアイカツ!星宮いちご役で有名な諸星すみれソニーミュージックのオーディションからデビューし「ソードアートオンライン オルタナティブ ガンゲイルオンライン」や「アサシンズプライド」に出演している楠木ともりなどがいるので5年後にはアニメシーンのど真ん中にいる方たちかなと

ちなみに富田美憂星宮いちごから引き継いだ「アイカツスターズ!」の虹野ゆめ役を演じており

昨年の10月アニメのタイアップソングでお互いソロデビューを果たしている間柄

この2人の活躍が1つ指針なると思われる

4人目は昨年夏に放送された「ダンベル何キロ持てる?」でメインヒロインを務めたファイルーズあい

26歳なので若手というより遅れてきた黄金世代(佐倉綾音と同学年)

松坂世代でいうと社会人経由でプロ入りした久保康友のポディション

エジプト人のお父さんと日本人のお母さんのハーフで小学生までエジプトに住んでいた帰国子女

メインヒロインを務める前から筋トレに励んでいてこの前のラジオ番組の企画で同世代の男性声優に腕相撲で勝利している

今期は「推しが武道館へ行ったら死ぬ」のメインキャラえりぴよを担当することになった

所属事務所プロフィットは先に紹介した悠木碧、現在は大沢事務所に移籍した茅野愛衣、男性声優でも岡本信彦と少数精鋭ながら業界でも確固たる地位があるので今年以降の作品には毎クール出演するだろう

最後に紹介したいのは白石晴香

24歳で昨年までヒラタオフィスに所属していた

元々は舞台女優として活動していたがスタジオジブリの「コクリコ坂から」出演を機に声優活動を開始

代表作は「ゴールデンカムイ」のアシリパが有名で昨年は「ぼくたちは勉強ができない」「俺を好きなのはお前だけかよ」に出演

文化放送の「こむちゃっとカウントダウン」で10年務めた井口裕香からアシスタントを引き継いた

恐らく移籍先事務所は決まっており

業界の慣習で半年間フリーになるパターンだと思われる

今年はプリキュアのレギュラーが主になると思うが

新事務所の名前次第で来年以降主役級に名を連ねるだろう

とりあえず満足したので記事をまとめるが業界の新陳代謝と言うのはギャラの設定が深く関わってくる

アニメのレギュラー出演の単価はランクによって決められていて

製作委員会の規模が大きい作品以外は人件費削減を兼ねて新人声優をまとめて起用する事になる

だから一定期間同世代の声優が重なって出演する事が多いし主題歌をキャラのユニットで出す事によって歌手に払う費用も抑える事ができる

これは第三次アニメブームと呼ばれたエヴァバブル以降綿々と続いた手法で今は乙女ゲームのソーシャルソフトが増えた影響からか男性声優も似たようなキャストになってきている

突き詰めるとNPBにも置き換えられる話だよなと

どうしてもMLBの資金には勝てず一定金額以上になれば流失は避けられない

当然抜けた代役を探す事になるのだがアニメ業界と違って間口が狭いので果たしてどう掘り出していくのか

1リーグ構想の時に私はプロ野球もサッカークラブ同様ユースチームを創設すべきと考えたこともあるが

高野連と甲子園を考えると実現が難しい

プレーヤーの確保ができない限り組織は成り立たなくなるので長期スパンで選手会も考えるべきである

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