文化放送の離間をどう見る
オフシーズンにて平日夕方5時50分から放送していた
文化放送「ライオンズエキスプレス」が終了した
来週からライオンズナイターを放送予定ではあるが
これまでの夜9時30分の終了時刻が早まって9時まで
恐らく最大延長を置くだろうが明らかに時間は短縮される
ラジオ業界も斜陽産業
TBSラジオではわざわざスポンサー募集のCMを作るなど苦労している
野球中継は放送機材を球場に運ぶ手間もあるし
放送席ブースも球団から年間使用料を払っていかないといけない
文化放送は他局が裏送りと言う別の放送局の実況を提供する中で
唯一自社制作でライオンズナイターを放送していた
2年前に裏送りが決まった際はむしろここまで自社制作を貫いてきたことに感謝していた
しかし今回の改編について言えばその裏にある戦略が見えてしまう
ライオンズナイター終了への第一歩
豊田泰光氏が逝去した2016年はチームが最下位に低迷したので
文化放送の幹部から叱責があったと聞いている
恐らく現在の編成はTBSラジオと同じく野球中継からの撤退と
強みであるアニラジ枠の拡大を模索しているのかなと
取締役にはA&G生みの親でもある片寄氏が入っている
野球中継のスポンサー集めが難しいのであれば
確実に枠を抑えてくれるアニメ系企業を優先する
アニメ系に固執しなくとも
裏の宇多丸と差別化を図ればいいのだから
積極的に坂道グループやアイドル番組を充てればいい
そんな思惑が透けて見えてくるのだ
えりぴよみたいな被害妄想かもしれないが
動画で野球中継が普及されている現状を考えると
そんな危機感を持たずにはいられない