古のヲタクという名称はルッキズムではないのか?

アニメとラジオが大好きな40代男子の独り言

セリーグとパリーグの違いを考える

プロ野球が2リーグに分かれて70年

「人気のセ、実力のパ」と言うフレーズも死語になっている

近年は交流戦の度にセリーグへの非難が多く見受けられ

昨年スイープされたジャイアンツの原監督が「セリーグにも指名打者制を導入するべき」と言われている

こういう時期だからこそセリーグパリーグの性質を探りたい

根本的に違うのは6球団の変遷

パリーグは5球団が身売りを経験し、新設したイーグルスと言う構成

セリーグはスワローズとベイスターズ以外の4球団はほぼ現存している

カープの場合は厳密には親会社が付いたので微妙な所だけども

この違いがリーグとしての対比を生み出している

パリーグはV9時代に総閑古鳥の観客数に陥った

その為の施策として指名打者制を導入し、シーズンの二期制を行う

ファイターズが七色のユニホームを作ったり

福岡時代のライオンズはアメフトにヒントを得て胸元に番号を見せるユニホームを作った

身売りが行われるたびに新規参入のチームがアイディアを出し

既存球団も否定せず同調する風土が根強い

セリーグジャイアンツ中心の護送船団方式

ジャイアンツの意見がリーグの総意になり持ちつ持たれつで他球団は採算を取ってきた

身売りもされずずっと地域に存在しているからこそ

いわゆる「ムラ社会」の一員として浸透し

ドラゴンズやタイガースはタニマチ筋というのが度々球団の横槍を入れる

今回の藤浪騒動も元はタニマチが企画した合コンであり

選手との密接な関係が悪い意味で浮き彫りになってしまった

だからこそ野球感というのも大きく違うのかなと

パリーグは球場の広さ以前に昔から力と力の勝負を良しとしていて

勝敗の結果というよりお互いの力量を見せる事が一つの魅力

セリーグは大前提として勝つ事が何より優先される

巨人戦で勝つ事が優先されておりチームの優勝は二の次

だから細かいプレーに磨きがかかって先鋭された

どちらがいい悪いという比較論ではなくここで書きたいのは

この二つの文化が今後共存繁栄するにはどうしたらいいか

王会長が示したエクスパンション導入

新しい価値観を植え付けるという意味では興味がある

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