こどもの日
端午の節句と呼ばれ、私の家にも鎧を付けた人形を飾っていた
今年は多くの数を泳がせる加須のこいのぼりもなく
テレビを付ければコロナウィルスのニュースばかり
風薫る5月もすっかりステイホームになってしまった
私が幼い頃は雛祭りや子どもの日が近づくと
人形のCMが流れて季節感を出していた
でも今は雛人形は飾っても5月の武者人形は飾っている家が少ない
この時期学校では柏餅が出てきていたが
今はもうそんな時代ではない様だ
昔は大黒柱に立って身長を測り
その傷で子供の成長を感じる事ができたのだが
核家族の現代に求めるのは無理な話かもしれない
鯉のぼりは昔なら家庭ごとによく掲げられていた
この光景もいつから観なくなったのだろう
とは言え私こう言うクラシカルな風習を律儀にやっていない
武者人形も小学生の早い時期には親が出すのが面倒と言っていたし
柏餅も鯉のぼりも記憶にない
柱の傷は正月に毎年やっていたかな
覚えていることはある年の5月5日に当時の西武球場へ試合を見たが
工藤公康がノックアウトされボロ負けしてちょっとも楽しめず
機嫌直しに親父がヤマメを出す店に食事した事
川魚ってこんなに美味のかと感心したと思う
今後こどもの日はどうなるのか
ジェーン・スーのラジオに子供が乱入するしかないのかな