2018年のマリーンズ
記録的大敗を喫した昨シーズンからの逆襲
青年監督井口資仁はこのフレーズで船出する
「マクれ」
オープン戦から積極的に盗塁を仕掛け
ドラフトで指名した藤岡と菅野を揃って開幕スタメン起用
怪我で開幕を外れた角中に変わり4番に座ったのは大砲と呼ばれながらレギュラーを取りきれなかった井上晴哉
新人監督らしい思い切りの良さで開幕からチームは好スタートを切った
昨年は共に不調に終わった涌井と石川が試合を作り
オープン戦では打ち込まれていたボルシンガーが開幕3戦目から連勝街道する大活躍
1番に固定された荻野貴司、3番に座った中村奨吾の活躍もあってオールスター前まではホークス、バファローズとの3位争いに割って入る勢いを見せた
しかし、荻野貴司がデッドボールで戦線を離脱すると歯車が狂い始める
涌井、石川が打ち込まれて共に二軍降格し
8月孤軍奮闘していたボルシンガーも怪我により9月以降戦線離脱
2年目の酒居、土肥、有吉の3人をローテーションで起用して立て直しを図ったが
ジリ貧傾向で借金が増えていく
チームの話題は福浦の2000本安打にフォーカスされ勝敗よりも福浦の結果に一喜一憂するファンの方も多かった
9月22日のマリンスタジアムライオンズ戦で小川から二塁打を放ち到達
この記録が今年最大のハイライト
結局最下位からは脱出したけどもイーグルスと1ゲーム差に迫られて終了した
2019年のマリーンズはコーチの大幅な入れ替えと共に
ドラフトでは大阪桐蔭高校の藤原恭大選手を抽選で獲得
井口監督2年目も大きく動く意識で戦うようだ
一部で涌井のトレード話も囁かれる中、前半戦のような戦いができるのか
興味は尽きない