2018年のバファローズ
福良体制3年目
昨年の4位から優勝争いへ目指したシーズンだった
オープン戦で4ホームランを放った宗を一番に起用し
大阪桐蔭出身の山足を2番で開幕スタメン
しかしホークスに負け越すとその後は足色悪く5割を下回る
昨年打線を牽引したロメロ、マレーロの外国人コンビは絶不調
T岡田も故障がちで成績が伸ばせず吉田正尚が孤軍奮闘
1、2番も宗が5月に戦線離脱するとその後は試合ごとに変わる状態になっていった
しかし交流戦に入ると一転
アルバース、ドラ1田嶋のサウスポーコンビが活躍し
黒木の不調で席が空いていたセットアッパーに山本由伸が入ると急上昇
交流戦はスワローズに次ぐ2位に入る
勢いは7月までホークスとの3位争いをリードして進んでいた
ところが8月にロメロ、T岡田が故障でチームを離脱
中島はアクシデントで抜けてしまいマレーロも不振で二軍調整
投手陣もアルバースが後半戦で勝ちを伸ばせず
山本由伸も登板過多で二軍落ちするなど崩壊
山田の月間最多登板記録更新やBCリーグから復帰した岩本の台頭があったものの
ホークスとはみるみる離されBクラスは9月の時点でほぼ決まってしまった
フロントは福良監督の続投を要請したものの責任を取りシーズン終了後に辞任
リーグ優勝も22年なしというワースト記録を更新してしまった
2019年のバファローズは大きく変わる
3年前の目玉補強だった小谷野、中島が共にチームを去り
西勇輝はFAでタイガースへ金子千尋も大幅減俸を拒否して退団後ファイターズ移籍になった
西村監督の船出は大変なものになったが
投打ともに若手に力のある選手が揃っているだけに
起用法が大きくポイントになるだろう