多和田を死なせてはいけない
40/143 通算成績 19勝20敗1分
京セラドーム大阪 観客数 22,590人 試合時間 3時間26分
7回戦 西5勝2敗
001 220 000 2 7
000 300 200 0 5
延長10回
勝 増田3勝6S
S ヒース1敗2S
敗 小林1敗
本
吉田正9号(2ラン 4回)
山川19号(2ラン 5回)
マレーロ1号(2ラン 7回)
中村8号(ソロ 10回)
ヒット オ8 西11
エラー オ0 西0
盗塁 秋山(4)(5)
暴投 小林(10回) ヒース(10回)
バッテリー
多和田(7)→H平井(1)→○増田(1)→Sヒース(1)-森
山岡(7)→H澤田(1)→H増井(1)→●小林(1)ー若月
得点経過
3回L:外崎、センターへの犠牲フライ
4回L:栗山、ファーストゴロの間
4回B:吉田正、ライトスタンドへツーランホームラン
5回L:山川、レフトスタンドへツーランホームラン
7回B:マレーロ、右中間スタンドへツーランホームラン
10回L:森、ライトへ犠牲フライ
10回L:中村、ライトポール際へホームラン
以前ヘッドコーチだったデーブが逆転を許した三井を指して野手にこう檄を飛ばした
「このまま三井を死なせてはいけない」
今夜は悩める開幕投手を野手とリリーフ陣が必死にフォローして勝ち取った大きい1勝だと思う
この結果に次回こそ応えていかないといけない
ピッチングの内容は決して悪くなかった
内野ゴロでアウトを重ねる好調時の形
野手の点の取り方も多和田のリズムに呼応するように援護できた
しかし打たれたイニングは高めにボールが抜けてしまい
吉田とマレーロにホームランを打たれてしまう
多和田の欠点は追い込まれた場面になると力んでコントロールできなくなるところ
7回のマレーロのシーンはその典型でホームランを警戒して低めに叩きつけた変化球が続いてしまい
ストライクを取りに行った外角のストレートはベルトゾーンへ
4月のこのカードでメネセスに打たれたときとまったく一緒
勿論、本人は自覚しているだろうけども改善している動きが見えない
このままでは野手の信頼を失って余計勝てなくなる
打線については秋山1番が機能して3安打の猛打賞
ランナーを置いて山川に回る打席が増やせた事で同点に追いつかれても流れを渡さなかった
序盤の木村の活躍と相まって久しぶりにいい攻撃が出来たと思っている
8回の平井は北九州の回跨ぎが残っている上に無意味な敗戦処理で昨夜マウンド出てきたので
ボールをコントロールするのに四苦八苦だった
後藤のショートゴロがなければ打ち込まれていただけに首脳陣への不信感は強い
とりあえず勝ちパターンを1イニングで降ろせたことは大きいが
もっとリスクマネジメントと言う意識を持ってほしい
普通は上がりの本田圭佑をベンチ登録する余裕などないはずだ
何とかこのカードのアタマも取れた
明日は今井とK-鈴木の2度目のマッチアップ
130球連発でパフォーマンスに期待できないだけに
今夜魅せた集中力で勝ちを手繰り寄せてもらいたい