NPBは強化されるべきか
メジャーやKBOに比べるとNPBの組織は脆弱と思っている
反読売でリーグを作ろうとした毎日新聞が音頭を取っていたので
組織はリーグが分かれた後に作られたのが大きい
NPBの過去の歴史を紐解くと
コミッショナー裁定で判断をしたケースがいくつかある
1番有名なのは江川卓を巡るドラフト会議で
ライオンズの保有権が切れた会議前日にジャイアンツが契約した事で起こった
「空白の一日」
コミッショナーは江川の契約は無効としたが
反発したジャイアンツはドラフト会議をボイコット
騒動は当時の社会現象と呼ばれた
そこで苦肉の策として提案したのがドラフトで交渉権を獲得したタイガースとの交換トレード
了承した江川は一旦タイガースと契約したあと小林繁とのトレードでジャイアンツに再度入団した
結果的には認めてしまったコミッショナー判断がいかにもNPBの弱さを現している
公正中立と言う基準があるので代々司法のトップだった方が歴任しているが
ドラフト会議にしてもパリーグの指名打者制や前後期制と言うのは
NPBが働きかけたものではなく提案に載っただけのイメージが強い
だからエクスパンションと言うものを実現化すると考えると
NPBとしてきちんと精査して判断するべきものではないかと思う
その為にはオーナー会議と別にNPB内の諮問会議を作り
より多くの意見を集約する方がいいのではないか
アナリストや地元の経済を熟知している方
そして地元の野球連盟の関係者からも意見を汲みあげてもらいたい
NPBが強化されることで
今後のプロ野球にも大きな影響を与えることが出来ると思っている