後半戦の展望と予想
明日からの後半戦を前に現在の順位をおさらいしたい
1位 ライオンズ 78 46 31 1 .597
2位 ファイターズ 79 44 34 1 .564 2.5
3位 ホークス 76 39 37 0 .5132 6.5
3位 バファローズ 80 39 37 4 .5132 6.5
5位 マリーンズ 80 40 38 2 .5128 6.5
6位 イーグルス 79 29 49 1 .372 17.5
5チームが5割を超える大混戦
近年のパリーグだと1994年、1998年に4チームが優勝争いした年がある
ライオンズはいずれもリーグ優勝をしている
この吉兆を活かすにはやはり投手陣の立て直しがポイントになるだろう
丁度20年前のペナントレースが今年のチーム事情に似ていた
エース西口が不調でクローザーに指名した森慎二が機能せず
ピッチャーが不振で5割の折り返し
東尾監督は後半戦で西口をクローザーに森慎二を先発に回す奇策を使ってチームを盛り返させた
今年もクローザーを誰で固定するかが優勝するための鍵になる
カスティーヨを後ろに回したもののランナーを置いた投球が不安定で頼りない
増田達至の復調を上げるファンや関係者が多いけれど
ストレートの球速が開幕当初から出ていない状況を見るとコンディションも例年とは違うのかなと思っている
東尾監督ばりの奇策として高橋光成のクローザーを提唱しているが2軍戦の登板では3連打を浴びるなど推薦できる体制ではない
なかなか難しい問題だ
13日に田村をファームへ落としたので誰をブルペンに入れるのかと思っていたが
辻監督のコメントを類推すると武隈の復帰が濃厚のようだ
取り敢えずカスティーヨでスタートして高橋光成にスピンアウトするか
それともクローザーに武隈を指名するかどちらかになるのかな
5月の広島戦の失敗で異常に叩かれているが
武隈はチェンジアップを自在に使えるピッチャーで空振り率も高い
ランナー置いた投球もそこまで変わらないのも特徴
マツダスタジアムは2年前の登板でも打ち込まれているので相性もあったんじゃないかなと
消去法で任せていくのも仕方ないかなと
彼も四年前の十亀同様シーズン中の配置転換で状態が上がってきていないけれども
リーグ全体を見回すと3位争いになっているチームにどう勝ち越していくかがポイントだ
ホークスは千賀、バファローズはアルバース、マリーンズはボルシンガーとエースが登板してくる
勢いをつけられて優勝戦線を掻き回されるのはライオンズとしては不利なので
カード勝ち越しを目標にどう3試合を戦うかが大事だろうと
ポイントはカード頭
明日の千賀含めていずれも初戦に投げてくると思われるので
きっちり叩いて相手にダメージを与えたい
打者のキーマンはおかわり
マリーンズ戦もおかわりのタイムリーから打線が機能した試合が続いていたし
おかわりの状態も春先に比べると大分いい形でボールにコンタクト出来てきた
下位打線に座るおかわりが爆発して点を取る
最後にリーグ優勝した10年前と同じパターンが作られたら
はっきりとチャンピオンフラッグが見えてくるだろう