勝者なき日本一
今年もホークスがシーズン2位からポストシーズン10連勝で日本一になった
下剋上はたまにあるから面白い
でもこうも一方的に圧倒されてしまうとNPBのレベルが落ちていると思う
特にライオンズは2年連続ホームで迎え撃ちながら惨敗と言う体たらく
涙を流して悔しがるなら事前にホークスを倒すための準備をきちんとしていくべきである
シーズンの延長戦と辻監督が言った時点で勝つ為の努力を放棄したと言ってもいい
確かにポストシーズンのホークスはCSファイナルから神がかっていた
当たりの悪い内野ゴロがコース良くて内安打
スタメンを試合ごとに弄り、起用する選手がチャンスでタイムリー
失点した直後に得点を奪うなど常に有利な状況に持って行ったのも事実だ
でもポストシーズンの全体像で言うと相手の拙さが目につくことも多かった
短期決戦で勢いのある相手にミスを連発していたら勝てるわけがない
今夜の決勝点は第2戦に続いてセカンドの守備から入った山本の悪送球
動きが硬くなっていたのもあるがあまりにもお粗末なプレーに閉口してしまった
11球団はただホークスが強かったで片付けては絶対にいけない
2年続けて恥をかかされたのだから来年はホークスを潰すためにどういうチームを作るべきか
本気で考える必要がある
ハッキリ言ってチーム力自体はピークアウトをしており
ドラフトは3年連続高卒野手の1位指名を行っている
内川、松田宣浩は35歳を超えており
打線はキューバコンビがいないと機能しない
ガラパゴス化が起きている現状に危機感があるからこその傾向
そういう相手にいつまでも負けていたら
興業面でもバスケットボールやプロ化を検討しているラグビーにも抜かされて
完全にマイナースポーツへ転げ落ちる事も覚悟するべきである
ライオンズファンとしてはこの結果をどこの球団ファンよりも重く受け止めて
無能なナベを叱咤しつつ来年リーグ優勝チームがそのまま日本一になれる正常な状態へ戻せるよう
真剣に考慮していこうと思っている