アマチュア野球を見て感じる危機感
先日まで行われた社会人野球日本選手権や現在開催中の明治神宮野球大会
無料動画があるのでオフシーズンの穴埋めとして見ているが
画面を通して違和感を感じている
勿論プロ野球よりスイングスピードやボールの球威、球速が違う
全体のスピードも大きく異なるものだけど
高校野球と比較すると全ての所作が粗く見えるのだ
勿論プロ注の選手はその中でも際立ったプレーしているし目立つ
高校野球がトーナメントに勝つ為に一芸に引いでいた選手より全体的にまとまっている選手を使う傾向で面白くなくったと思っていた
最近は150km/hを超える投手が出てきて野手のレベルも含めて一頃より格段に技術は上がっている
大学野球は殆どの選手は高校の強豪校で揉まれた経歴のエリート集団だし
社会人は大学野球で主力だった選手が進んでいるのだからプレーの質は普通は上がる
でも地盤沈下しているように見えるのだ
これはドラフト会議での指名傾向にも現れており
ドラフト1位がソウル五輪メンバーで埋められた1989年の上位2位指名までに高校生は3人
高卒1位はホークスを入団拒否した元木大介のみだった
因みに一番多かったのは社会人所属の選手
8球団競合の記録を作った野茂英雄、潮崎哲也、佐々岡真司、与田剛、西村龍次、佐藤和弘(パンチ佐藤)の6人が1位指名されている
30年後の今年は高卒1位が奥川恭伸、宮城大弥、石川昴弥、佐々木朗希、西純矢、森敬斗、堀田賢慎で最多の7人
社会人指名が4人で大学は広島が指名した森下暢仁1人と言う構図に変わっている
ここ数年高卒ビック3とか4と呼ばれて目玉になっており、大学と社会人は二の次なのは私の感じている違和感をスカウトも思っているということなのかもしれない
高校野球のレベルが上がってきているので大学、社会人も段々状況が変化する可能性も考えられる
でも競技人口が少なくなる未来に一定の水準を保てるのか
不安があるのは否めない