MLB挑戦の功罪
野茂英雄が海を渡ってから25年
数々のNPBトッププレーヤーがMLBへ挑戦
その一方でポスティング申請したもののカープ残留を選んだ菊池涼介
海外FAでの移籍を考えていたもののホークスと7年契約を結び、事実上断念した柳田悠岐と
明暗が分かれた形になった
既にマリーンズの石川歩が来季にポスティングでのメジャー移籍を公言し
私は一貫してメジャー移籍は大いにするべきだと思っている
ポスティングだろうが、海外FAであろうが行くタイミングを逃して後悔してほしくない
そしてメジャーリーガーが増える事によって
未来のプロ野球選手の目標になり、一定数の選手確保ができるフックと思っている
しかしその弊害としてNPB自体のレベルが落ちてしまう事
トッププレーヤーが移籍することでプレーヤーの目線がMLBのみに向いてしまうのではないか
ここ最近はそんな不安を感じるようになった
アマチュア野球界ではリトルリーグと高校野球はチーム減少に対し
中学生のシニアリーグは増加傾向と言われている
野球は道具費用、遠征費を保護者が負担するので
サッカーと比べると継続して支援できることが難しい
そう考えると私の思っている一定数の選手確保は間違っているのかなと
サッカーもJリーグのレベル低下を取り上げられていたが
ユースチームを持っているのでクラブとしてのクオリティーは保たれている
NPBが即席のユースチーム作って年末にトーナメントを行っているけれど
個人的には年間活動する方向性にシフトできないものかと思う
プロアマ規定が以前より緩くなったとはいえ
アマチュアトーナメントに出るのは難しいだろうけども
侍ジャパンもアンダー12と言うカテゴリーがあるくらいなので
ユースチームとしての活動する方が全体のレベルを引き上げる事になると思う
去年書いた記事でマイナーリーグが40球団減少すると言う話題を書いた
だからこそ日本のみならず海外でプレーしたがっている子供たちに門戸を広げていく
下部組織からチームのアイデンティティーを植え付けることが出来れば
チーム戦略もより明確にできるので
いい意味での伝統も残していけるのかなと
まぁ~高校生チームはほぼ作れないと思った方がいいし
実現性が少ないものなので他の方策を考える事になるのでけれども