2020年ドラフトリポート その2
今日から昨年のドラフトで入団した新人9人の合同自主トレが始まった
背番号入りのビブスを見ながら名前と顔を覚える今日この頃
キャンプインまでが待ち遠しいが選手名鑑を買ったあたりから気持ちが高まるので
まだオフの延長戦の感覚がある
さて前回の記事では今年のドラフト候補は大学生投手の上位候補が多いと書いた
しかしながらライオンズは1人の大学生野手へ視察を重ねている
近畿大学の佐藤輝明選手
右投げ左打ちで187センチ、92キロと恵まれた体格
外野手とサードが守れるのでスパンジェンバーグと同じスペックにナベが評価したのかもしれない
昨年、春の大学選手権では神宮球場のレフトスタンドに軽々放り込むなど
大学リーグでは不動の4番として活躍している
直近の秋は怪我のため成績を落としていたが
年末年始の練習にライオンズのスカウトが貼りついていた
これは近年にはない傾向である
私は以前から左の強打者を加えるべきだ常々書いている
ライオンズは伝統的に右打者の大砲を中心に置いているけれど
左打者が1人入るだけで破壊力が違う
これまでの補強は外国人選手を充てていた
スティーブ(両打ち)・テリー・バークレオ・デストラーデ(両打ち)・ブラゼル・ディーブラウン
ただ近年の外国人選手は大きく予算を割くことが出来ないので
今後大砲を獲得できる確率は低い
今年入団するスパンジェンバーグも基本ギャップヒッター
だからドラフト指名で取ってきてほしいと言うのだ
2017、2018年のドラフトではマリーンズに入団した安田尚憲選手と藤原恭大選手
去年のドラフトでは早稲田の加藤雅樹選手を熱望していたのだが指名せず
安田選手と藤原選手が高卒1年目からレギュラー級の数字を出すことはないとは思っていたが
かつての浅村や秋山の様に試合に出し続けて成長促せればかなと思っていたし
加藤選手指名の裏には怪我で一軍の壁に阻まれている愛斗にカツを入れるための起爆剤と思っていたから
指名したから必ず活躍できるという保証はない
しかし野手の選手層も薄く、レギュラーを脅かせる者がいない
だから野手ドラフトをあえて展開するべきと書いてきた
毎年課題の投手はそれこそ大学・社会人の実戦派で1年埋める事は出来るから
ライオンズも当然1位入札になるだろう
個人的にはつまらない投手に群がるよりよっぽど期待できると思っているが
こればかりは当日の状況次第になるだろう