シャッフルトレードと言う荒技
メジャーのトレードはいつも大胆で戦略的だ
今日ボストン、ロサンゼルスドジャース、ミネソタの3チームでトレードが行われた
ボストンは兼ねてから放出の噂があったムーキー・ベッツとプライスがドジャースへ
ミネソタからマイナー選手2人がボストンに入るとの事
球団の年俸格差を是正するために作られた贅沢税対策をボストンが考えて仕掛けたものらしい
日本人選手の三角トレードと言うと伊良部秀輝がマリーンズからMLBへ移籍する際に一時的にパドレスへ入団しその後希望していたヤンキースへ移籍した事を思い出した
30球団あるからできる芸当であるしこの辺りがMLBの戦力バランスを均一にしていると感じる
ボストンはある意味チームを解体して次の主力を育てる方向性なのかな
ドジャースはワールドシリーズ制覇へ向けて強力な補強になるだろうし
ミネソタも前田健太をローテーションに加えて投手力強化を図りたいと思う
それぞれが意図を持って行っているのでこの三角トレードを起点にどう動くのかを考察すると面白いかもしれない
一昨年あたりの記事でトレードの有効利用をするべきと書いたことがある
どうしても日本の場合はチームを出されるイメージがついて回って全体的に消極的なのだけれど
戦力を見た中で積極的に仕掛けるのは決して悪いことではない
ライオンズは過去トレードで移籍した選手は活躍していることが多い
一昨年の榎田が一例としてあるだろう
私は移籍とは放出選手の活躍できる可能性を増やすために行うものだと思っているし
交換相手はライオンズであれば出場機会が増やせる選手と見越して幾つか記事にした
この移籍を見てライオンズももっとできる事があるのではないか
改めて思う事である