開幕投手の意味を知る監督
今日で第1クール終了
それぞれシーズンに向けての意識を見ることができた
源田の片手のみでノックを受ける様、特守一番乗りでセカンドを譲らない意志を感じた外崎
そして2年連続ホームラン王も四番を剥奪され奪回を誓う山川
投手陣でもエース争いを狙う今井達也と2年目を迎えた松本航が初日から気合いが入ったブルペンを見せている
活気ある内容で先ずは一安心というところだ
辻監督のコメントも動きの良さについて評価をしている
高木豊氏のユーチューブチャンネルにも登場し今年の構想を改めて明かしていた
金子侑司の秋季キャンプからの振り込みを見ると1番打者候補の筆頭にしたいと言う
監督も現役時代スタートは9番打者
森監督が唯一優勝を逃した後の1990年から石毛に変わって1番に座り
リーグ5連覇、シリーズ3連覇の中心として活躍
更に首位打者も獲得している
金子侑司の姿勢に当時の自分と重ねて見ている部分もあると思う
スパンジェンバーグは映像を見てアグレッシブなプレースタイルが1番に向いているかもと評価していた
ライオンズは過去ダリン・ジャクソン、エステバン・ヘルマンを1番起用しており
いずれも数字を残していたのでもし1番に起用するとしたら一定水準の成績は残せる目処が立っていると判断したい
あくまでも開幕時点の話にはなるが
ユーチューブでは話が出なかったが開幕投手についてもコメントしていた
実績で考えればニールだけど光成の状態次第で任せるかもしれないとの事
あくまでも結果主義で物事を進めるのであれば当然12勝1敗と負けなかったニールを開幕に据える
しかし開幕投手は1年間チームの中心として回す訳だから
力のある光成を起用したいと言う辻監督の思惑はよくわかる
開幕投手は1か月は相手エースとの投げ合いになる
ニールのようなグラウンドボーラーはその日ごとにボールの質や感覚が違うから
毎試合ゼロで抑えろと言うのは難しい
光成はルーキーイヤーに月間5勝を挙げてMVPを取ったこともあり
多和田を除くと一番威力のあるストレートを持っている
あえて厳しい環境に放り込むのもありかなと
今年の誕生日に雄星のような考え方ができるように成りたいと言っていた
実現できればこれまで幾度となく書いてきた20勝に近づいて行くことになるだろう