球数制限の功と罪
今年の選抜大会から1週間500球の制限が規定された
勿論過度な投球数を投げて故障するリスクを減らすと言う意味では賛成だ
でも投球数を制限してどの程度回復力が違うのか
制度を基本にするには実施してからの経過報告の方が重要だと思っている
試合の投球数が制限する代わりに練習での投球数が増えたら元も子もないし
科学的トレーニング含めて各県にパーソナルトレーナーになれるくらいの人物を置いて定期的に指導する事が理想である
先日ドラフト動画で有名な某ユーチューブチャンネルが球数制限を過去の投手に当てはめると言う検証をしていた
例えば2013年春の安樂の場合
1回戦で250球に迫る投球数を投げているので
3試合目となる準々決勝は途中降板になる
甲子園に出場する高校は複数投手を用意できるだけの環境があるとは思うけど
エースが途中で強制交代となると試合展開が急変する可能性が強まる
それはプレーヤーとして悔いを残すかもしれない
逆に言えば勝つ為には複数投手を持っていなければいけなくなるので
野球の質と言う意味では全体の底上げになるだろう
江川卓が現行の制度で高校野球していたらどんな凄い数字を残していたか気になるし
私は現行制度で松坂大輔がプレーしていたらルーキーで最多勝取る事は出来なかったと思う
いろんな思いもあるが施行されたからにはトライ&エラーを繰り返し
よりいい環境で球児がプレーできるように後押ししていきたい