平良海馬、先発投手への道
第2クールに入りシートバッティングが始まった
平良海馬も登板し順調に調整できている
登板後のコメントである野心を語っていた
「今は与えられたところで投げるだけだけどいずれは先発で投げてみたい」
千賀滉大、山本由伸とセットアッパーから先発に転向して成功した例は続いている
しかしこの2人は当初先発起用されていてからのリリーフへ配置転換されていたので
これまでほぼリリーフのみの平良海馬とは事情が違う
とは言え折角の野心を頭ごなしに否定するのはこの記事にする意味がないので
先発投手として活躍できるためのポイントを考えていきたい
まずカタログスペックとして掲げる事はストレートの空振り率を上げる事
1番の武器は150以上出せるストレートな訳でこの球種をどう使うかが大きい
シートバッティングではカットボールばかり投げていた
勿論引き出しを増やす1つとして変化球を多投するのは今の段階なら試してもいい
しかしストレートの質を上げていかないと長いイニングを投げる事は難しいと思う
その為に必要な要素としてはフォームの変更
個人的にはワインドアップから投げ込むほうがいい
体全体で投げ込む方がより強いボールが投げられる
去年覚醒した1つとしてクイック投法で投げていたことも挙げられている
でもクイックだからコントロールはまとまっていたが空振りが少なかった
先発としての大きな壁は球速の安定度
昨年8月に2イニング以上投げた試合は途中から140前半に下がっていた
今年のテーマとして1年間投げ切れる体力を付けていく
それからフォームの再現性に持っていきたい
既存の先発投手をぶっこ抜いてエースへ
そんな期待感が持てる選手だ