3場所連続横綱不在
横綱がいなかった時代は体験しているが
これだけ休場が長いと世代交代の波が来ないかと思う
しかし相撲界の流れを見ると
本格的な世代交代はまだ先になるだろう
これまで時代を作る名力士と言うのは
若くして地位を登詰めるパターンが多い
最年少記録をもつ北の湖はわずか20歳
優勝回数上位の力士で
20代後半から地位を築いたのは千代の富士ただ一人
他は25歳までに横綱に上り詰め
以降看板力士として活躍してきた
現在の幕内上位をおみると役力士は隆の勝の24歳が最年少
そう考えると交代の旗振り役は貴景勝でも朝乃山でも
新大関正代でもない
私が旗振り役になると思っているのは
今場所幕下筆頭で連勝している
20歳の納谷だ
お父さんは今ユーチューバーでもある元貴闘力
入門当初から大器と言われ
順調に番付けを上げていってこのまま行けば
来場所新十両に昇進する
野球でもあるがスーパースターがいると
自然と同世代の選手が力をつけ勢力図を塗り替える
花のサンパチ世代だったり、昭和63年春入門組とか
納谷を中心にミレニアム世代が台頭した時は
いったいどんな相撲界になるのだろう
それまではもうしばらく
この混沌とした状況を楽しんでおきたい