打線の今後はどうするべきか
ここまで355得点を奪っている攻撃陣
収穫と誤算を挙げてみて今後の戦いにどう向かっていくべきかを検証したい
1番の収穫はやはり外崎修汰だろう
昨年2割の打率でも我慢した成果で7月以降3割をマークした結果をうまく引き継いでくれている
特に大きな変化はこれまでは逆方向に無理矢理打っている打席が多かったが
今年は追い込まれてからのファールの打ち方が力が抜けて上手く飛ばしている
打率が.280前後で落ちないので5番起用にも意味が出てきた
彼が攻守にわたり支えているからこそチームの戦い方がブレずにできているのではないか
逆に誤算はおかわりとメヒアの長距離砲
おかわりは四月中旬からスタンスをオープンに変えているが振り遅れてしまう打席が続き
メヒアも限られた出番で結果を出さないといけない為、スイングを強く振りすぎて返って打球が飛んで行かなくなっている
夏場の戦いでどう編成していくか
今の状態だけを見ればおかわりとメヒアを外して金子一輝や愛斗と言った若手を抜擢するべきと判断したくなる
しかしチームの編成で考えるとやはり山川と対になるホームランバッターを並べていた方が相手が嫌がる
おかわりとメヒアの2人を復活させるにはどうしたらいいか
メヒアに対してはセンターへ高い弾道のフライを打つイメージで打席に入って欲しいとアドバイスしたい
高い弾道のフライを打っている状態であればボールの見極めも出来るようになるし
ゴロの打球も速い球足になるので必然的にヒットが出やすいかなと思っている
おかわりは感覚的なズレも入っているので難しい
彼のバッティングは持ち前である体の柔軟性が最大限生かされたフォームである
だから加齢による筋肉の硬直が昨年よりパフォーマンスが落ちた遠因となるとフォームそのものにメスを加えなければいけない
正直フォームを作り変えるのは簡単に出来るものでもないし
下手すれば選手生命を終わらせてしまう危険性がある
だから本人の判断に委ねてもらうしかない
個人的には愛斗を調子の上がらない金子侑司に変わってスタメンに使えればと思っているが
斉藤彰吾や木村文紀との比較検討するとまだまだと判断されるのだろう
内野手は山田遥風の起用をどう判断するか
相手投手との兼ね合いも重要だが起用するタイミングを計って立たせてみたい