走れ正直者
さくらももこ氏の訃報を聞いてこの曲を思い出した
聞けばアニメでも描かれていたようにさくら先生が大ファンだった西城秀樹氏にオファーして作詞提供されたとか
ライオンズにどう結びつけようかと考えたところ行き着いた
ライオンズは正直者多いなと
他球団に比べてアピールプレーを行う機会も少なく
１２球団最小のリクエストもそう
別に狡猾になれというわけではなくて個人的には正直者でもいい
ただバカがつく正直者になってはいけない
昨日の試合８回のマウンドに上がった平井はこれまで見せていなかった気迫を出していた
逆転した裏のイニングで中軸を迎えたのでそういう意気はいい
しかし強く腕を振ることだけ考えて高さが甘くなったり逆球を投げてしまい
同点に追いつかれてしまう
打者で言えば山川の打席
４打席までフルスイングしか考えていないから甘いボールを打ち損じ
９回は逆方向に当てにいったスイングで森唯斗のストレートに差し込まれる
二人に共通しているのは短絡的な考えしか持ち合わせなかったことだ
平井の持ち味はストレートとスライダーのコンビネーションを低めに集めることだし
山川はフルスイングしながらしっかり広角に捌ける柔軟性が持ち味
もっと相手の出方を予測してどう自分の特徴を出していくか
二人共できない選手ではないし
実績を残しているのは決して勢いだけではないはずだ
明日からの試合でどう考えてプレーするか楽しみである
今年の開幕前に辻監督は選手にお願いをしている
「どんな展開になっても最後まで諦めずに戦おう」
逆転勝ちの多さや５点以上離れたゲームでも粘れるのは
チームとして正直に履行しているからだ
かつてクリスカーターが言った言葉
「勝者と敗者の差は１センチしかない チャンピオンのように戦おう チャンピオンは諦めない」
最後まで貫くことができた時
再びペナントフラッグを握ることはできるはずだ
