オープナーの効果とリスク
リリーフピッチャーを先発にして本来のスターターをリリーフでロングイニングを投げる
この先発したリリーバーをメジャーでは「オープナー」と呼んでいる
タンパベイレイズがこの戦術を使い戦力的に劣るチームを上位争いに押し上げた
予告先発制になるNPBでもしオープナーを使うとしたらどう言う状況で使うのかを考えて見た
一番効果的なのは立ち上がりの失点率の多いピッチャーとのマッチアップかなと思う
例えばライオンズに対してだと十亀にぶつける形が基本戦になるだろう
結局オープナーの採用も近代野球が先行逃げ切りの展開が最も勝てる可能性が高いから利用するわけで
闇雲に相手エースへぶつける奇襲戦法にするのは安易な発想である
オープナーとして起用するリリーバーは防御率の低い投手が王道だが
そこは相手との相性を優先した起用の方が幅が出る
例えばホークス相手にオープナーで起用するとすれば一番手は武隈だろう
東浜とのマッチアップで使いたいところだ
リスクとしてあるのはオープナーの選手が複数イニング投げた場合のマネジメントをどうするか
今日のレギュレーションで支配下選手が来年から一枠増えて29人なる
この一枠をオープナーにあてがって登録と抹消を繰り返すと言うのもありなのかな
1年間の中でどういう状況になった時に使うのか
優勝争いの首位攻防戦で使うことになれば一気にムーブメントになるかも知れない