プロビンチャとしての稔侍
プロビンチャと言うのはイタリア語で地方都市にあるサッカークラブを指すそうだ
サッカーの世界では大まかに分けるとクラブのタイプは2つに分かれる
1つは誰でも知ってるビッククラブ
世界中から優秀な選手を集め戦うチームの事
もう1つはプロビンチャとして地元の若い選手を発掘してビッククラブへ移籍させる事で運営を行なっていくチーム
クリスティアーノ・ロナウドもリオネル・メッシもキャリアのスタートはプロビンチャのクラブ
スケールアップする毎に法外な契約をしてきた
翻って野球の世界でもビッククラブとプロビンチャは存在している
ブルワーズやレイズなどがプロビンチャのポディションだろう
世界中が相手のサッカーと違ってチーム戦力差が少ない分、上位に連ねることは多い
現在のライオンズも残念ながらプロビンチャのチームと言っていいだろう
サーベラスの監視が取れたとは言え資金力ではホークスやイーグルスには敵わない
だからこそ今後のチーム方針をきっちり固めていくことが重要である
ここ数年のドラフトでは指名選手の傾向をしっかりと決めているなと思っている
投手は身長がある本格派タイプ、野手は小力がある瞬発形の選手だ
成功体験の多いタイプを揃えるとチームの能力も底上げしやすいし
戦術もある程度練度を上げられる
勿論役割はそれぞれありおかわりや山川のようなホームランバッターも源田や金子侑司みたいな俊足を売りな選手も並べないとイーグルスのように外人頼みになりやすくなる
そこはドラフトを見ながらとなるだろう
問題は短期、中期、長期と分けた時の選手をどうするか
誰を重視して年俸を上げるかと言うところもある
FA対策含めてしっかり見極めていかないと
歯抜けのチームになり立て直しするのに時間がかかってしまう
ドラフトと連動してある程度連動させていきたい所だ
ライオンズの現在を考えると山川と源田はかなりプライオリティ高いと思う
フランチャイズプレーヤーになってくれるかどうか
渡辺久信の腕の見せ所だ