森友哉のリードをすればよい
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森友哉がマスクを被った試合で打たれたホームラン数である
16本の内訳はソロ7本、2ラン6、3ラン2、満塁1
半分以上が複数点のホームランになっておりチーム低迷の一因だ
特に目につくのは打たれたコースがインコースのストレート要求の失投
実は炭谷もその前の細川もレギュラーマスクをかぶり始めた頃はいずれも似たような失敗をしていた
セオリー通りと言うか同じコースを続けて打たれたくないからインサイドに振ってしまう
私から言わせれば責任逃れ
昔から書いているがピンチの時にインサイドへ勝負球投げきれる投手なんてまずいない
岸も雄星も甘く入って痛打を浴びたシーンを何回見たことか
炭谷や細川はバッターとして2割がやっとの状況だからバッター心理が読めずに要求するのは仕方がないと思う
自分が同じ場面で打席に入る意識を投影していればこのホームラン数はもう少し減っている
本人のコメントで「キャッチャーと打者は切り離して考えている」と言っているが
それがホームランを打たれる結果になっていることを感じ取り変えていかないといけない
以前、阿部慎之助はこう言っていた
「ジャイアンツの立場だからどうしても打たれて負けるとリードのせいにされる 初めのうちは悩んでいたが 結局最後は自分がサインを出すのだから腹を括った リードなんて俺が考えるもので他の誰が考えるものではない 俺のリードをすればいい 他の人間が俺の考えなんてわかるわけないんだから」
リードに正解なんてないし打った抑えたはいろんな要素がある
だから森友哉には森友哉のリードを強く出してピッチャーを引っ張ってもらいたい
たとえ打たれたとしてもセオリーではない考え方であれば
同じVTRを見ることは減って行くはずだ