想定通りと予想外
秋山翔吾は嘘のつけない男だ
昨年の日米野球でわざわざバッティングアプローチを変えたと話した時点で
メジャーへの移籍を意識していたことは明らかだった
先日刊行した自身の著書ではマスコミが先行してメジャー移籍を記事にされ怒っていたと書いている
浅村の時もそうだがライオンズ最後のシーズンに集中したかったのだろう
リーグ2連覇を果たし少なくともキャプテンの役割を全うしてくれた
夢としてイチローしかなし得ていないNPBとメジャーで200安打を達成してメジャーリーガーにも一目置かれる存在になって欲しいと願っている
その一方でFA移籍を覚悟していた十亀が宣言残留を決めたとの事
条件は3年3億円前後という破格の待遇
2度目の交渉は十亀自らセッティングしたというのだからナベの作戦勝ちと言っていい
正直前回も書いた金子侑司と増田達至への負担を増やすので十亀を切っても仕方なしと思っていた
同い年の野上や炭谷そして日大出身の経歴からジャイアンツ入りも想定していたのでこの残留はかなり嬉しい
折角投資をしたのだからここはナベにお願いしたいことがある
来月派遣する「ドライブインベースボールアカデミー」に十亀を追加してほしい
30を過ぎて体の使い方も変えないといけないし
独学で考えるよりは科学的に股関節痛と付き合えるフォームを模索できるのではないか
昨年派遣されたマリーンズの西野は「ストレートが戻ってきた」と言い
プロ初完封をマークして復活した
まだまだ十亀にも二桁勝利が狙えるレベルだと思うので
ぜひ検討してほしい
十亀の残留でライオンズとしてはピッチャーの人材不足を食い止められそうな雰囲気になってきた
3連覇を果たし常勝チームとして復活するには
さらなる戦略が必要
私もできるだけ策を練り披露したいと思う