多和田を座して待つ
今夜の契約で球団が多和田の新たな病名を公表した
「自律神経失調症」
イメージとしては繊細な神経の持ち主がかかりやすいと思っている
今年、ホークスの中村晃もこの病気にかかりプレーできる状態に戻るまで大変苦労していた
だから投げられる状態に戻れるまで静観すると言う判断をしたのは正しいと思う
先ずは日常生活に支障がないように治療をしてもらいたい
思えば今年に賭ける気持ちは例年以上だった
ブルペンでの仕草1つとっても雄星の後釜は自分と意気込む姿に
個人的には大きな期待をしていた
開幕3戦目で完封勝利だったのでここから例年通りの無双モードと算盤を弾いていたが
その後の登板は良いボールを投げていながら、突然甘い球が行ってホームランを打たれるの繰り返し
去年はランナー出しても粘ってゲームメイクしていたのにランナーを出すと止まらなくなってしまう
この頃から体に変調をきたしていたかもしれない
マウンド上の表情が明らかに暗かった
5月に二軍落ちの後しばらく投げられなかったのはフォームの修正と言われていたが
すでに診療を受けていたからかもしれない
七月に復帰したものの本来の出来とは程遠く8月の大阪でノックアウトを喰らい二軍落ち
9月に「乖離性不整脈」を公表した
16勝を挙げたものの防御率の悪さと援護率の高さを各所から書き立てられて本人もナーバスになっていたかもしれない
本来であればもう少し早く二軍に落としてメンタルケアを行なっていればとは思うが
本人の意思もあるのでこればかりは避けられなかった
来年の戦力として名前を挙げていなかったが万全の状態であれば二桁勝てるピッチャーだけに痛い離脱
チームとしてはこのアクシデントを教訓にどう選手のコンディショニングを作っていくか
抜本的な対策が迫られると思う