走れるかどうかの6連戦
水曜日から8月に入る
今年のペナントも残り2ヶ月プラスアルファ
早いと同時に首位にいる事に高揚感を持っている
2位ファイターズとのゲーム差は3ゲーム
今週は6勝6敗の3位ホークス、5勝6敗のファイターズを迎えたホーム6連戦
首位を走るためにも乗り越えなければいけない壁
出来るだけ勝ち込んで独走態勢を築きたいのが本音だ
今回はホークス、ファイターズの分析と対策を書いていきたいと思う
対ホークス
31日 多和田ー千賀
1日 高木勇ー大竹
2日 今井ー石川
初戦は前回ヤフオクドームと同じ顔合わせ
松田のホームランを皮切りに大惨敗を喫しただけに多和田にリベンジをしてもらいたい
ホークスの打線は内川が3番に入ってタイムリーが増え、デスパイネがブレーキ状態
首を痛めていた柳田が復帰すると言われているので4番柳田にして松田を5番に上げてくると予想している
とにかくインコースのストレートをどれだけ突ききれるか
スライダーやフォークで逃げてばかりでは締まりのない投球に終始するだろう
打線は千賀に対して球数を投げさせたいところ
前回の東京ドームは5回112球 5四球と大荒れだったので修正してくるだろうが
追い込まれたらどれだけ呼び込んでファールを打てるか
源田、外崎、栗山の3人が先ずは粘りを見せたいところだ
2戦目は3ヶ月ぶりのマウンドになる高木勇人と育成から支配下登録されたばかりのルーキー大竹耕太郎との対決
乱戦模様になるかワンサイドになるか展開は読みづらい
済済黌時代から見ているが非常にクレバーなピッチャーで和田毅と同じバッターのタイミングをずらす投球術に長身から投げ下ろすストレートは角度があるので打ちにくい
ライオンズ打線からすると外崎のバットが一つのキーになる気がする
高木勇人の場合、これまでは岡田がスタメンマスクを被っていたが
今回は炭谷が被るんじゃないかなと思っている
基本はストレートとカットボールのコンビネーションにフォークとカーブを混ぜるタイプ
高さが今年はずっとベルトゾーンに集まっているので長打を打たれる試合が目立っている
岡田の偏りが強いリードよりも炭谷のバランスの良さでゲームメイキングしてもらいたい
3戦目の石川はとにかくパワーカーブのリアクション
特に山川がこの軌道に合わせられていない
秋山が相性いいので得点圏に打席回せるかどうかだが
9人全員でパワーカーブを攻略して行きたい
今井達也は前回の投球をどう生かすか
不用意投げたボールが失点につながってしまったので集中して投げて最少失点に抑えたい
対 ファイターズ
3日 雄星ー上沢
4日 ウルフー加藤
5日 榎田ー高梨
初戦は雄星と上沢のエース対決
前回はおかわりのホームランでリズムを崩し攻略した
このピッチャーも含めハムの先発陣はボールが高めに浮くと長打が期待できる
しかし高めに投げ切られるとフォークとの高低に狂わされるので
ポイントは俊足ランナーが出塁してホームランバッターの打席を作れるか
ハムの打線は近藤、中田の状態が良い
当然西川と松本の1、2番をどう抑え込むかがポイントになる
雄星はインコースのストレートでイメージをつけさせるかどうか
ウルフや榎田のピッチングに幅をもたせるためにもしっかり付いて行きたい
2戦目は所沢に相性がいい加藤が相手だろう
過去の対戦で見ているとストレートを振り回して差し込まれてしまい
追い込まれてからまともにタイミングが取れない展開になっていた
早いカウントはストレートが多いのでコンパクトに振り抜けるかどうか
おかわりとメヒアを並べては抑え込まれていたので栗山をメヒアに変えて使いたい
ウルフは苦手近藤攻略がポイント
インサイドにカットボールを多用しながら横に揺さぶって行きたいところだ
3戦目の高梨は武田翔太の様にカーブは全て打ちに行って欲しい
ストライクに取るコースが甘めにくるのでこの球を叩いてリズムを崩したい
榎田は森が捕手になってからカットボールの比率が高くなった
ストレートとのコンビネーションを中心に精度が良くないスクリュー系をどう使うか
前回はレアードと鶴岡にインサイドを振り抜かれているだけに
スクリューの出来が鍵になるだろう
この両チームにも対戦成績を勝ち越しすることが出来れば
10年ぶりの優勝は現実としてはっきりと見えてくる